3種プラン満載のパッケージツアー:トラキアの愉快なジプシー祭 、ユネスコ世界文化遺産、伝統工芸体験プロジェクト(DOBAG)
3種のユニークなプランが満載したこのツアーは、トラキアのジプシー達と共に春の到来を祝い、ユネスコ世界文化遺産リストから4ヶ所を訪問、そしてDOBAGプロジェクトが実施されているユントダーのオルセリ村を訪ねます。DOBAGは、トルコの西部チャナッカレ地方のアイヴァジックとユントダーで共同体を中心に天然染料や良質の羊毛を使って手織り絨毯を生産販売するプロジェクトで、1981年にマルマラ大学によって発足されました。
エディルネのカカヴァ・ジプシー祭
フォークダンスやフォークミュージックが思う存分に楽しめるジプシー祭は年に一度開催され、春の到来を祝いにトルコ国内のあちこちから訪問者が訪れます。伝承によると、ジプシー祭は預言者フズルと預言者イリヤス(エリジャ)がバラの木の下で落ち合ったことに由来しますが、真相は曖昧で、何といっても心行くまで楽しめるお祭りです。お祭りでは豊穣を高めるカカヴァの火が点される様子を見学し、振舞われるピラフに舌鼓をうちます。またトゥンジャ川畔で行われるお清めと自然の目覚めの儀式に参加します。
ユネスコ世界文化遺産リストから4ヶ所を訪問

イスタンブール

エデフィルネのセリミエ・モスク

トロイ古代都市

ベルガマ古代都市とアクロポリス
ユネスコ文化遺産暫定リストから2ヶ所を訪問

世界第一次大戦の戦場となったチャナッカレ(ダーダネルス)とゲリボル(ガリポリ)(2014)

サルディス遺跡とビンテペ墳墓郡
ユネスコ無形文化遺産リストから1つを体験

トルココーヒー文化とその伝統
ツアー利用ホテル
このツアーでは、当社の他のツアーと同様、トルコの伝統や建築、また歴史的地域と一体化した特別のブティックホテルをご利用いただきます。ホテルへ一歩入った瞬間、他の大型ホテルとは違った雰囲気を味わうことができます。私たちにとってラグジュアリーの定義は物価価値からほど遠く、稀にできる体験であり、その文化的価値に意義があります。
食事
ローカルが提供する多彩な絶品を小さなブィックレストランで楽しんでいただきます。トルコ料理が世界三大料理の一つに挙げられている理由を実感できます。

1日目、5月2日、水曜日:
成田発のTHY夜行便でイスタンブールへ。
宿泊地:機内
夕食:機内
2日目、5月3日、木曜日:
早朝4時5分にイスタンブールに到着。ホテルへ移動、部屋で休憩。朝食後イスタンブールの歴史地区を観光します。ビザンツ時代に4頭立ての馬に引かせた二輪戦車(クワドリガ)競争が行われたヒッポドローム、最も有名なオスマン帝国時代のモスクの一つ
スルタンアフメット・モスク
、そしてビザンツ帝国時代に宮殿や庭に水を提供していた
イエレバタン・サルヌチ(地下宮殿)
等を訪問します。その後オスマントルコ帝国の経済の中心地であった
グランドバザール
に歩いてご案内します。道中“貧しい投資家”の株式市場である、スピーカーや携帯電話を手に濃い色のスーツに身を包んだ“
株式”ブローカーがひしめく小道や、
職人が今なお作品を作り続けているハンを見学します。徒歩でエジプトバザールへと向かい、5世代に渡って香辛料を販売している店で
スパイスの味見をします。
ホテル:
スルタンハン・ホテル
(デラックスなブティックホテル)
朝食:ホテル
昼食:アヤソフィヤ博物館やミナレットを見上げられる、オスマン帝国の宮廷料理で有名な
レストラン
夕食:フリー
ユネスコ世界文化遺産体験:イスタンブール歴史地域
3日目、5月4日、金曜日:
午前中ホテルに近い
アヤソフィア博物館を訪問した後、ミケランジェロ、ラファエル、またレオナルド・ダ・ビンチを一緒にしたような、トルコ史上最高の建築家
ミマル・シナンの職人時代の傑作とされる
スレイマニエ・モスクを訪ねます。午後はイスタンブール歴史地域を出て、新市街の中心である
タクシム、イスティックラール通りを散策します。一日の最後は
ボスポラス海峡を船で遊覧します。
宿泊地:イスタンブール
ホテル:
スルタンハン・ホテル
昼食:
1924イスタンブル(ボルシェビキの反乱から逃亡してイスタンブルへ非難したロシア人移民によって創設された伝説のレストラン。マタ・ハリやグレタ・ガルボ、トルコ共和国の創始者ムスタファ・ケマル・アタテュルクなど多くの常連客が訪問)
夕食:フリー
ユネスコ世界文化遺産体験:イスタンブール歴史地域
4日目、5月4日、土曜日:
朝食後、オスマン帝国の第二の首都であったエディルネへと快適な車で移動。古都の中心にあるレストランで昼食後、建築家ミマル・シナンの円熟期の傑作とされる、ユネスコ世界文化遺産に指定された
セリミエ・モスク 、また
セリミエ・アラスタ(古いバザール)、ウチュ・シェレフリ・モスク、ベデスタン、
そして
アリ・パシャ・モスクを訪れます。日中、クルクプナルの中心部で春の到来を祝うため点火されるフドゥレレズの火の周りを踊って歌う人々に参加して楽しみます。
宿泊地:エディルネ
ホテル:歴史的なタシュハン・ホテル又はホテル・エディルネ・オスマンル・エブレリ
朝食:ホテル
昼食:エディルネ料理で有名な
レバーのフライ
夕食:フリー
フェスティバル:
フドゥレレズのジプシー祭、フドゥレレズの火
ユネスコ世界文化遺跡体験:セリミエ・モスク
5日目、5月6日、日曜日:
早朝、朝食前にカメラを持ってトルコ、ギリシアそしてブルガリアの境を流れるメリチ河の支流トゥンジャ川畔に向かいます。そこでお清めや自然の目覚めのために行われる儀式に参加します。川沿いで、色とりどりのウェディングドレスを着たジプシーの女の子たちやダンスグループ、ミュージシャン等、春を迎える人々が私達と一緒に参加します。願い事が叶うように祈る人達と共に、願い事を紙に書いて川に流しましょう。朝の儀式に参加した後、遅い朝食をとりにホテルへ戻ります。それから荷物を持ってチャナッカレ海峡へと向かいます。ガリポリ半島に到着後、ユネスコ文化遺産暫定リストに記載されている
ガリポリの戦場跡
を訪ねます。戦争後トルコ、オーストラリア、そしてニュージーランドの三カ国は独立国家として目覚めることになります。連合国軍とトルコの間に起きた流血の戦場跡や、ささやき声が聞こえるほど互いに接近したシェルター、またトルコ人とオーストラリア・ニュージーランド連合軍「アンザック軍団(ANZAC)」の記念碑を見学します。
宿泊地:エジェアバット
ホテル:ホテル・カエシュリ又はコリン・ホテル
朝食:ホテル
昼食:フリー
夕食:フリー
フェスティバル:
フドゥレレズのジプシー祭、トゥンジャ川でお清めの儀式
ユネスコ文化遺産暫定リスト(2014):第一次世界大戦のチャナッカレ(ダーダネルス)とゲリボル(ガリポリ)戦場跡
6日目、5月7日、月曜日:
朝食後、フェリーボートに乗ってヨーロッパとアジア大陸を結ぶ
チャナッカレ海峡
を遊覧します。午前中、ホメロスの叙事詩「イリヤス」の伝説舞台となった
トロイの古代遺跡
を訪ね、歴史と共に今まで伝えられてきたヘレンとパリスの物語を体感してみましょう。その後オリーブやオリーブ油で有名な
オリンポス山麓にある
エドレミット湾を訪れ、海鮮物が有名な
アイヴァルックへと向かいます。アイヴァルックの石並み小道を散策した後、
ジュンダ島を訪れ、海鮮物を心行くまで堪能します。
宿泊地:アイヴァルック
ホテル:ムラト・レイス・ホテル
朝食:ホテル
昼食:イダ・チフトリック・エヴィでエドレミット湾を眺めにオリンポス山から採取された美味で風土性豊かな山菜ランチ
夕食:フリー
ユネスコ無形文化遺産体験:トルココーヒーの文化と伝統
7日目、5月8日、火曜日:
産地特産の様々なチーズ、オリーブやオリーブ油、また魚も堪能できるおいしい朝食の後、ベルガマ古代都市へと出発します。道中、世界へ輸出されているパインナッツの80パーセントを生産するコザック
ヤイラ
を訪ねます。村でパインナッツを試食、生産過程を見学し、トルコ経済への貢献について説明を受けます。その際当地で有名な、お茶にパインナッツを入れて飲む「ジルベリ・チャイダン」を楽しみます。ベルガマ到着後、ユネスコ世界文化遺産に登録されているアクロポリスを訪問します。アクロポリスはわしの巣のように最高峰の丘の上に建てられています。昼食後、
DOBAG
プロジェクトが実施されているユントダーのオルセリ村を訪ねます。DOBAG は、都市に人口が集中し地方老齢化する中、村の復興の目的もかねて、1981年にマルマラ大学によってトルコの西部、チャナッカレ地方のアイヴァジックとユントダーで発足されました。共同体を中心に、天然染料や良質の羊毛を使って手織り
絨毯
が生産販売されています。絨毯織産業復興のため、天然染料植物の栽培や染料方法、良質の羊毛や織り技術、伝統的なデザインの使用について大学の教授陣が長年の間村人を指導し、多大な努力が費やされました。DOBAGの絨毯は世界的にも有名で、世界中のあちこちで展覧会が行われ、ウイーンの美術館や大英博物館、またオクスフォード大学などでも展示、使用されています。オルセリ村訪問の際、織職人からいろいろな話を伺います。ご興味ある方は絨毯を注文することもできます。夕刻ホテルへ戻ってから、ホテルにある温泉でゆったりとくつろぎます。
宿泊地:イズミール
ホテル:カヤ・イズミール温泉ホテル
朝食:ホテル
昼食:ベルガマにあるエスナフ・ロカンタ(地元の人が利用する大衆食堂)
夕食:フリー
ユネスコ世界文化遺跡体験:ベルガマ古代遺跡アクロポリス
8日目、5月9日、水曜日:
ツアー最終日はエーゲ海に面したイズミールのコルドンを散策、そしてサルディス古代都市とビンテペ墳墓郡を訪れます。サルディスはユネスコ世界文化遺産暫定リストに記載されている古代リディア帝国の首都であり、世界で始めて硬貨が鋳造、使用されました。その後イズミールのアドナンメンデレス空港へ向かい、夜の便でイスタンブルへ戻り、乗り継ぎ便で東京へと出発します。
宿泊地:機内
朝食:ホテル
昼食:フリー
夕食:フリー
ユネスコ文化遺産暫定リスト体験:サルディス遺跡とビンテペ墳墓郡
9日目、5月10日、木曜日:
THY夜行便で東京へ出発。東京へは夕刻到着。到着後ツアー解散。
ツアー料金と時期:
当ツアーは一年を通して実行可能です。
ツアーはリクエストに応じて行います。
旅行代金はおとな一名様につき XXXXです。
註:
ツアープログラムはお客様のご要望によaり変更可能です。別ホテルも利用できます。